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2月28日、町は西川町建設クラブ(会長=遠藤博良)と、暖冬対策や建設工事の工期柔軟化に関する覚書の締結式を行いました。建設業は全国的に人手不足が深刻化する中、災害発生時の復旧や冬期間の除雪を担っており、西川町にとって必要不可欠な職種です。今後、建設業が存続し続けられるように、建設業者の処遇を改善し、新たな担い手の確保と除雪スキルが継承されるような体制維持を目指します。
覚書には、除雪作業員を確保し十分な除雪体制を毎年維持できるように、暖冬による雪不足でも町が除雪業者に対して最低限の補償をすることが盛り込まれています。また、令和6年4月から時間外労働の上限規制が建設業に適用されることや、西川町が全国有数の豪雪地帯であることを踏まえ、「債務負担行為」を活用し、建設工事の工期を年度末にこだわらず、柔軟に発注を行い、工事の平準化を図ることも交わされました。
覚書締結式の様子