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第5次総合計画で様々な施策を展開し「まちづくり」に取り組んできましたが、町を取り巻く社会経済情勢は大きな変革期を迎え、人口減少と超高齢化社会に加え、先行き不透明な地域産業・経済など諸課題が山積しています。
まさにこれからの10年間は、山村自治体として“存続”をかけて「まちづくり」に取り組む覚悟が必要となってきます。
第6次総合計画は、その“西川町の存続”をかけ、町民の方々の理解と協働の上で、“キラリ”と光る「まちづくり」を進めるために策定したものです。
第6次総合計画は、西川町においては最上位に位置づけられる計画で、中長期的な視点に立って、町の進むべき方向性とその実現に向けた基本的な考え方を示すもので、町政運営を進める上での指針となり、国や県、周辺市町村に対しては、西川町のまちづくりに関する総意を示すものとなります。
第6次総合計画は、「基本構想」「基本計画」および「実施計画」の3層で構成します。
西川町が目指す将来像を描き、それを実現するための基本目標や施策の展開方向を示すもの
期間:10年間(平成26~35年度
基本構想に基づき、推進すべき主要施策やその目標指標を示すもの
期間:・前期5年間(平成26~30年度 ・後期5年間(平成31~35年度)
基本計画で示した施策に基づき、具体的に実施する事業を定めるもの
期間:3年間(毎年度事業の評価、検証を踏まえ見直し)
時代がいかに変わろうと、私たち町民は、この町で生きることの誇りと喜びを感じられるまちづくりを目指していきます。
そのために、先人が大切に守り育ててきた歴史、文化、資源をフルに活用しながら、豊かな感性と健やかな体づくりを行うとともに、食べていける産業基盤づくり、持続できる地域コミュニティづくり、時代を担う人材育成等に取り組んでいきます。
西川町全体の資源を活用して、そこに根付いてきた歴史、文化を磨き、心と体の元気な人々が地域を活性化させ、元気なまちづくりを行っていく姿を「“キラリ☆月山”健康 元気 にしかわ!」と称し、その姿(町)を求めていく決意と覚悟を表すものです。
今後10年間のまちづくりを進めるため、町民一人ひとりが次のことを確認し、町民運動として取り組んでいきます。
町民みんなで取り組んでいく3つの町民運動
みんなのために わたしのために 一人ひとりが地域づくり・まちづくりに参画を
『象徴的な取り組み:まちづくり基本条例の設定』
やっぱり、この町はいいね 西川町で暮らすことの優位性、楽しさを確認
『象徴的な取り組み:西川版幸福指標の創設』
生涯を元気に 町全体の現役世代を広めて活力の維持を
『象徴的な取り組み:現役80代宣言!』
今後10年間のまちづくりを進めていくための中核となる5本の柱をまちづくりの「基本目標」として設定していきます。
健やかな体づくりと安全・安心・持続できる地域環境整備
総合産業の基盤整備と健康づくり産業の創出
地域の宝発掘・誇りの醸成と日本一の自然教育・学習先進地づくり
子ども子育て支援と次世代育成の拡充、また、女性が活躍できる場の整備
まちづくりの実行力の整備と効果的な情報発信
各地域において、平成24~25年度にかけて、地域で取り組んでいく具体的な方向性を示した「地域づくり計画」を策定しました。
その計画に基づき、特色を活かした地域づくりを今後展開していきます。
睦合公民館(コミュニティ施設)と睦合公園を拠点とした地域づくり
希望と魅力あふれる夢“海味”
地域資源を活かし賑わいを生み出す間沢
交流と連携で活性化する間沢
安心して暮らせる山村集落間沢
地域のみんなが“つながり”を持って“幸せ”を感じ住み続ける
地域の“輪”・“絆”・“助け合い”、そして生まれる『綱取物語』
歴史と文化の里
豊かで清らかな水の里と住みよい地域環境をめざして
共に笑顔で楽しく活き活きと
“森と湖沼の輝きを永遠に”
地区民皆が輝く笑顔を目指した地域づくり
集落維持をめざした地域づくり
蛍の里づくりの継続
地区維持発展のために
恵まれた自然景観や天然資源を活かし先人が歩んだ歴史や文化を大切に地域再生へのチャレンジ
月山・湯殿山・月山湖と寒河江川を資源にした地域振興
明るい未来の到来を信じて(Believe in Future)
大井沢の人と産業が“つながり”かつ“外ともつながる”
第6次総合計画の詳しい内容は、下記よりダウンロードの上、ご覧ください。