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西川町バイオマス産業都市構想を策定しました!


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印刷ページ表示 更新日:2024年3月21日更新

バイオマス産業都市とは

 バイオマス産業都市とは、地域に存在するバイオマスを原料に、収集・運搬、製造、利用までの経済性が確保された一貫システムを構築し、地域のバイオマスを活用した産業創出と地域循環型のエネルギーの強化により地域の特色を活かしたバイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまち、むらづくりを目指す地域です。

 西川町には、山林整備で発生する間伐材、観光地の飲食店、旅館等から排出される 食品残さ等の多種多様なバイオマス資源が賦存しています。今後、これらバイオマス資源を有効活用し、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)に積極的に取り組むとともに、近年頻発する台風やゲリラ豪雨等の自然災害に強いまちづくりを目指すため、令和5年度に「西川町バイオマス産業都市構想」を策定し、令和6年2月29日、関係7府省(内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省)が共同で推進しているバイオマス産業都市に認定されました。

 西川町では、「西川町バイオマス産業都市構想」をバイオマス活用推進基本法第21条第2項に基づき「市町村バイオマス活用推進計画」に位置付けすることとし、同法第21条第3項により公表します。

西川町バイオマス産業都市構想

 西川町では、豊かな森林資源の有効活用により、地域資源循環型のまちづくりを推進し、第7次西川町総合計画で掲げた将来像「8年以内に生産年齢人口増加に向けて、できるだけ早く町民と多様な取組において協働し、町外の方から共感を持っていただける町」の実現を目指します。そのために、次の2つのプロジェクトを実施します。

(1)再生可能資源産業エリアでの木材加工・熱利用プロジェクト

 町内での利活用が進んでいない未利用材を原料とした木質バイオマス発電施設を整備、 そこで生成される電気・熱エネルギーを活用した通年型の施設園芸(菌床きのこ栽培・食品乾燥加工等)で新たな産業を創出する。

(2)木質バイオマス利用設備の面的展開プロジェクト

 町内の様々な熱需要先に小型CHP※設備を設置し、木質バイオマスエネルギーの面的利用を進め、地域の森林資源活用、域内で経済を循環する。

※CHP:Combind Heat & Power (熱電併給)​

詳細は、西川町バイオマス産業都市構想 [PDFファイル/3.05MB]をご覧ください。

認定証授与式

 令和6年3月21日(木曜日)に、農林水産省で、武村農林水産副大臣からバイオマス産業都市の認定証が授与されました。

 認定証を授与された菅野町長は、「自然環境が厳しく、人口減少が激しい西川町の通年型農業の実現に向け、木質バイオマスを有効活用し、菌床きのこの生産で稼いでいきます!」と力強くあいさつしました。

バイオマス産業都市構想認定証授与式