本文
山形県西川町では、生きものが共に暮らせる豊かな自然を未来につなぐため、「生物多様性保全のための森林づくり」の取り組みを始めました。
かつて木材生産のために植えられた人工林のうち良く育たなかった森林(非経済林)を、広葉樹の森へ戻すために、間伐(木を間引く作業)を行います。
ほかにもどんぐりを播いたり、広葉樹の苗木を育てて、植える取組みも行っていきます!
この取組みは、世界的にも注目されている「ネイチャーポジティブ(自然を回復に向かわせる行動)」の一環です。
まずは、人工林の中にどんな植物が生えているか等を調べました。
今後は、間伐によって広葉樹が育ちやすい環境に変化していくかを確認していきます。
調査報告書 [PDFファイル/8.82MB](令和6年度実施)
間伐を行うことで、太陽の光が地面まで届きやすくなり、さまざまな広葉樹や草花が育つようになります。
多様な植物が育つことで、昆虫や鳥などの動物たちも集まり、いのちがめぐる豊かな森が生まれていきます。