山形大学医学部付属病院の重粒子線治療を受けた方の経済的負担を軽減するため、治療費等の助成を行います。
公的医療保険が適用とならない「先進医療」として認められた重粒子線治療が助成の対象となります。
詳細については、以下をご確認の上、対象となる方は申請手続きをお願いします。
1. 重粒子線がん治療とは
放射線治療の一種であり、正常な臓器への負担が少なく、治療期間が短いといった特長があります。北海道・東北地方では、山形大学医学部付属病院での実施が初となります。
治療をお考えの方は、まずは主治医へご相談ください。
2. 助成対象者
- 山形大学医学部附属病院で重粒子線治療を受けた方
- 西川町に1年以上住所を有する方
- 西川町の町税等に滞納がない方
- 世帯の課税総所得が600万円以下の方
例
助成対象
- 申請者(患者)300万円+妻300万円=600万円
助成対象外
- 申請者(患者)300万円+妻200万円+子200万円=700万円
3. 対象の治療
山形大学医学部付属病院の重粒子線治療のうち、公的保険が適用とならない「先進医療」として認められた重粒子線治療が対象となります。
公的医療保険の対象となる治療は、この助成制度を利用できませんので、ご注意ください。
先進医療適用の治療費(助成制度利用可)314万円
- 肺がん
- 食道がん
- 腎臓がん
- 肝細胞がん(保険適用以外)
- 子宮頸がん(頸部腺がん以外)
- 転移性腫瘍
4. 治療費助成制度
照射費用(314万円)から、先進医療特約保険の給付金等を差し引いた額を対象とし、62万8千円を限度として助成します。
助成の流れ
- 助成対象者が山形大学医学部附属病院へ治療を支払う
- 助成対象者が町へ治療費助成の交付申請を行う
- 町から助成対象者へ助成金を振り込む
5. 申請方法
申請書と添付書類をご用意いただき、以下の提出先までご提出ください。
なお、申請期限は治療費を支払った日から起算して6ヵ月以内になります。
- 治療の予定を記載した書類(予診票の写しなど)
- 助成対象経費の支払いを証する書類(診療料金領収書の写し、先進医療特約保険等の給付額がわかる書類など)
- 誓約書兼個人情報の取得に関する同意書(別記様式第2号)
- 住民基本台帳上、同一世帯に属する者の全員の前年(前年の所得及び課税情報がない者にあっては前々年)の所得及び課税を証明する書類
※西川町役場1階町民税務課税務係窓口で取得できます。
- 本人確認書類(運転免許証、保険証、マイナンバーカード等)の写し
- 本町に納付べき町税に未納がないことを証明する書類
- 助成金を振り込む口座の通帳の写し
- 代理人の場合には、委任状及び代理人本人の確認書類(運転免許証、保険証、マイナンバーカード等)の写し