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西川町の農地は、主に山間部と中山間部に分布しています。山間部と中山間部を総称して「中山間地域」と呼び、中山間地域は、河川の上流域に位置し水源のかん養、洪水防止、土砂崩壊防止など、農業の多面的機能において重要な役割を担っています。
中山間地域に属している西川町は、広くて平らな農地がほとんどありません。中山間地域では、高齢化が進展するなかで、平地に比べ自然的・経済的・社会的条件が不利な状況であることから、担い手の減少、耕作放棄地の増加等により、多面的機能が低下することが懸念されています。そのため、中山間地域でも持続可能な農業活動を図られるよう、不利な部分を国・県・町からの交付金で補うという制度が「中山間地域等直接支払制度」です。
中山間地域等直接支払制度の交付対象者は、集落協定あるいは個別協定に基づき、継続して農業生産活動を行う農業者等となっており、農地の地目や傾斜によって、交付単価は異なります。平成12年度から実施している本制度は、5年間を1期とし見直しが行われ、現在は令和7年度から11年度までの5年間の計画で第6期対策が実施されています。
中山間地域等直接支払制度実施要領第12に基づき、実施状況を公表します。
24協定(集落協定23、個別協定1)
田:2,916,228平方メートル
畑:370,945平方メートル
合計:3,287,173平方メートル
41,851,862円